区別と判別の違い

例えば2つのものAとBがあったとします。そのなかから1つを選ぶとき、それがAだかBだか分からない場合と、それがAかBか分かる場合が考えられます。

そして、「1つを選ぶ」を2回繰り返すと、これらの中間の状態が1つ加わります。

  • 1回目と2回目で選んだものが、何なのかさっぱり分からない
  • 1回目と2回目で選んだものが、AかBかは分からないが、同じものを選んだのか、違うものを選んだのかは分かる
  • どれを選んだのか、完全に分かる

日本語でいうと、こうなるのかと思います。

  • 区別不能
  • 区別可能
  • 判別可能

もともと、この話は職場の同僚とシステム(複数NIC)について話していたことが元なのですが、うちは2番目の「区別可能」というステータスを暫し理解できなかったので、話をうまく紐解くことができませんでした。まあ、実際には、判別可能か判別不能か、という境界分けが多いと思いますが、区別可能というラインも意識できるようにしたいです。